弊社は、スリランカに設立した法人『Sri Lanka Jewels International Pvt.Ltd』の日本支店(日本事務所)です。現地の会社は、オーナーの36年間にもわたるスリランカとの宝石ビジネスと、交流により培った人的繋がりを基にした、現地の宝石学識経験者だけで構成されており、スリランカのラトゥナプラエリアにある自社鉱山の宝石採掘、その後の研摩・カット、輸出までを一貫して行っています。

右の写真は、スリランカにて会社を設立した際の会社設立証書です(クリックすると、大きな画像が開きます)。こちらをご覧頂かなくとも、ページ左上をご覧頂いた方はお分かりになるかと思いますが、弊社の正式名称は『Sri Lanka Jewels International Pvt.Ltd』です。スリランカで宝石を取り扱う国際的な会社組織、まさに読んで字の如くなのですが、実はこの社名は、誰もが簡単に付けられるものではないのです。その理由を、以下でご説明いたします。

 

「Sri Lanka (スリランカ)」というのはいわば略称で、スリランカの公式な英語表記は『Democratic Socialist Republic of Sri Lanka』、日本語の表記だと『スリランカ民主社会主義共和国』となります。民主社会主義国家である為、スリランカにて、国名である『Sri Lanka』を冠して企業が活動するためには、必ず政府の認可を得なければならないのです(「Sri Lanka」という単語は、簡単に社名に使うことが出来ないので、スリランカには「LANKA~」、「~LANKA」といった会社がかなり多く存在します)。
私達は、何十年にも渡って日本とスリランカの間で仕事をしてきた功績が認められ、特別に「Sri Lanka」という語を社名に入れる認可を頂く事が出来ました。世界的に見ても、 スリランカの基幹産業の一つともいえる、宝石の業界において、同国内で「Sri Lanka」の名を冠して営業を行っている会社は稀有なのです。

右の写真は、会社の設立時に、当時の外務大臣と会談を行った際のものです。