と申しましても、こちらの写真では、木や草が生い茂っており、全く中の様子が分からないかと思いますが・・・。 ですが、このような状態になっているのは、決して管理を怠った結果ではありません。 「宝石の密採掘を防ぐため」、「木の密伐採を防ぐため」という、ちゃんとした目的があってのことなのです。 宝石はともかく、木の密伐採?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、スリランカにおいて、木材は非常に重要かつ高価なものです。 スリランカでは、自然の保護のため、木の伐採を行う際には政府の許可が必要です。近年、建材用途などをはじめとした木材の需要が非常に大きくなってきているのですが、原料となる木の伐採が許可制であり、供給量が限られていますので、値段は自然と高くなります。そのため、自家利用分に加え、転売目的で、密伐採が色々な所で行われています。
ちなみに、宝石を採掘する際にも、ピット(縦坑)の補強枠にゴムの木を使います。腐ってきた箇所を随時補強しながら使用するため、使用頻度が高く、採掘の際のコスト内訳でも木は結構な割合を占めています。 話が少し逸れてしまいましたが、このようなジャングル状態の場所には、猛毒を持つコブラや毒蛇、ヒルなどがたくさんいるので、しっかりと雑草や潅木の除去を行わないと、地元の人々もおいそれとは入れません(もちろん私達も入れません)。 頼もしい自然のガードマンが守ってくれるので、採掘を開始するまでは、このままにしておくという訳です。 なお、採掘予定が決まり次第、こちらのページに詳細をご紹介いたしますので、どうぞご期待ください。 |