天然の宝石には、ほぼ必ずと言って良いほど、内包物(インクルージョン)が含まれています。 宝飾用としての宝石においては、肉眼ではっきりと見えるようなインクルージョンは美しさを損なうとして、あまり好まれないという面はありますが、その存在により、天然の宝石であることの証明になったり、加熱などの処理がなされているかどうかを判断したりする、重要なポイントになります。 また、インクルージョンは、母体となる宝石の生成過程で一緒に作られたり、取り込まれたりするものですので、その過程が異なると、成分や形が異なってきます。このため、インクルージョンを観察することにより、ある程度、その産地を推測することが出来る場合があります。
今回は、弊社で取り扱いのある、スリランカ産のサファイアと、マダガスカル産のサファイアの代表的なインクルージョンの一例をご紹介したいと思います。 |